畑を小さな地球と考えて、皆んなで生きるという考え方。
それに辿り着いたのは最近のこと。
例えば、てんとう虫もどき。
正式にはニジュウヤホシテントウ
畑の葉っぱを食べたり、困った存在…
てんとう虫はアブラムシを食べてくれるから
畑にいて欲しい存在で、
てんとう虫もどきは良く似ているけど居ると困る。
長い間ずっと疎ましいと思っていたんです。
だから唐辛子作りをはじめてしばらくの間は
手で払ったり、集めて遠くの山へ放したりして…
ある年、畑の隅に大きな虫のコロニーをあえて作る為に
胡麻とクレオメを植えた。
そうしたら、畑に虫は見かけるけど
いつもより綺麗な唐辛子が元気に育つようになった。
教えてくれたのは畑の学者さんでした。
この農法をはじめてから、
唯一味の畑が小さな地球のように感じて
与える者、奪う者、攻撃する者、守る者…
色んな立場のそれぞれと共存することが
凄く自然で当たり前のように思いました。
種まきを目前にそんなことを考えていて
昔読んだ本をふと思い出した。
久しぶりに開くと、すぐにこの文面に訴えかけられる