庭に3種類の柿の木を植え
毎年この季節を楽しみにしている。
渋柿は干し柿に。
柿の皮剥きの時にばあちゃんは必ずこの話をしてくれる。
「小さい頃、夜な夜な柿の皮剥きを手伝うのがほんにキツかった。干し柿にして売りに行っちょったけんが、家の中が吊るし柿でいっぱいになるぐらい皆んなで剥いてたもんね。もう眠くて眠くて頭カクンカクンしながら剥いちょったらお母さんが眠らないように忠臣蔵を話して聞かせてくれた。それが面白うて面白うて、一生懸命聞きながら剥いた」
私はこの話が好きで、一生懸命聞きながら柿剥きのお手伝いをした思い出。
.